NC-KYOの3/1 23:00より放送されたサイラボの原稿です。
そろそろ1年になります。ずいぶん長くやってきたなぁ。
1. スクエア・エニックス、FFXIのリアルマネー業者の摘発
有名なオンラインロールプレイングゲーム「FINAL FANTASY XI」で、荒稼ぎしているリアルマネー業者を摘発しました。
リアルマネー業者というのは、ゲームの中で使われるアイテム(武器や道具など)やお金を、本物の円で売る業者のことです。これはアメリカや韓国で始まっていて、日本でもあるサイトで売買されています。ヤフーオークションでも売買されています。
売買しても刑法に反するわけではありませんが、ゲームの規約に反するとのことです。
今回、スクエア・エニックスはそのような業者がもつIDを強制退会することにしました。
特に不正にアイテムやお金を入手していたので、こういう強制措置に踏み切ったわけです。
あまりこういうことが極端に起きると、ゲームとしてはおもしろくないですよね。
ゲームでアイテムを得たりお金を得る手段は決まっていて、強いキャラクターが独占してしまうことがあるのですから。
こういうことはありうることだなと思います。
現実の世界と仮想の世界が往来しているのは現象としてはおもしろいと思います。
仮想の世界は、まだゲームとしての手段が限られているとても過去の話です。それが、いろいろな手段でお金を稼いだりすることができるとおもしろいですね。ロールプレイングゲームなのに、鬼ごっこやったり、サッカーをやったりする自由さがあるものであれば、とてもおもしろいと思います。この2つは別のロールプレイングゲームでやったことがあります。娘も「おいでよ動物の森」で鬼ごっこをやっているそうです。
もし仮想の世界で、音楽や映画を製作してみたらどうなるんでしょうね。
現実の世界の法律が適用になるんでしょうか?
仮想の世界で、盗んだり人を殺しても、罪にはなりませんが。
現実の世界の音楽を仮想の世界へ持ち込んで、仮想世界のキャラクターが聞いているという場合は?
ひょっとすると、不思議な世の中になるかもしれません。
もし私がよぼよぼになって、脳だけ生きている状態だったら、仮想の世界で生きていくというのもイイかもしれない。
それこそMatrixです。
2. IBM、Wi-Fiの10倍の小型チップセット開発
IBMが無線で通信ができる1円玉ぐらいの小型チップを開発しました。
Wi-Fiの10倍の速度が出るそうですので、100Mbps以上の高速なんでしょうね。
これが画期的なのは、30GHz?300GHz(ギガヘルツ)という、かなり高い周波数を使っています。
Wi-Fiが2.4GHzあるいは5.4GHzあたりを使います。低い周波数は、国の法律で規制されていて、ほとんど開いていません。30GHz以上は、高いので規制がないのかな?
これまでこの周波数を使う機器は、大きかったり高かったりしたが、IBMが安く小さいものを作った。
これからこのチップを使った機器が発売されるかもしれません。
ただ周波数が高いので、直進性が強く距離が届かないという性質はある。何に使うのだろうか?
無線LANの代わりになるのかな?
3. 「アンチ広告ゲーム」のちょっとヤバめな主張
いろいろな企業のサイトに行くと、単なる企業の商品の宣伝ではなく、ゲームをさせるものがある。
お菓子などのページやキャラクターグッズはそれが多い。
以下のページは、そういった効果を応用して、反社会的な効果を狙ったものである。
単調な仕事や環境問題を考えてもらうために、わざわざゲームをつくった。
Persuasive Gamesの「Disaffected!」。
http://www.persuasivegames.com/games/game.aspx?game=disaffected
このゲームでは、プレイヤーがFedEx Kinko’sの架空のフランチャイズ店を経営する。その結果、Kinko’sというのは単純な仕事で、この仕事の問題点を体験してもらおうという主旨のゲームである。
マクドナルドのゲーム
http://www.mcvideogame.com/index.html
授業で先生が教科書を使って教えることは大切だが、ときには飽きさせない工夫が大事だ。
それがゲームのようにおもしろかったら、たくさん学べるだろう。
経営を学ぶことをゲームでやったり、軍隊の戦術もいまやゲームで行う。
まだまだゲームは現実とは異なるが、現実に一歩でも近づければ楽しいものになろう。