昨日の夜、NHKスペシャルで「ワーキングプア」という特集をやっていた。
仕事をしながら見ていたので、細かいところは間違っているかもしれない。
(新聞のテレビ欄をたまたま見て気になっただけで、NHKを見るのは数ヶ月
ぶりかな。)
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30歳前半の男性が、正社員になれない。アルバイトをしていて、とうと
うホームレスになってしまった。その後も、ハローワークへ通うが、まとも
な仕事がみつからない。 -
秋田県の能代地方?で、洋裁の仕事をする60歳代ぐらいの方が、年収200
万円ほど。20年前は年間200着も背広などの洋裁の仕事があり、社員を2人
雇っていたほどだった。しかし昨年は2着しか仕立てていないし、今年はま
だない。仕事はあっても手直しだけ。税金も払えない。 -
同じく秋田県の能代で生活する農家。働き手が3人、家族6人ぐらいで
生活して年収が400万円ほど。そのうち出稼ぎで半分くらい稼いでいる。 -
東京の50歳代の男性。数年前に務めていた会社からリストラにあって、
正社員として雇用されず、それ以来複数のアルバイトで生計を立てている。
妻に先立たれて、息子が2人いるが、大学までいかせてやる金がない。
私は2つの視点でみた。
1.自分の先行き
独立してこのまま何も稼げなかったら、正社員か、派遣社員か、アルバイト
になるだろう。40歳を過ぎているから正社員はかなり難しい、派遣社員やア
ルバイトでどれだけ可能性があるだろうか?4つの例を、自分と重ね合わせ
てみた。
私自身はホームレスになろうとかまわないが、妻や子どもを巻き込むわけに
はいかない。ある程度のケリをつけて、自分の身を捨てて家族を守らないと
いけない。せめて子どもが大学を出るまでは。
2.企業家として(成功していた場合)
残念ながら、どのケースでも雇うことはできない。
雇ったところで、本人が生み出す成果がわからない。どんな能力があって、
どれだけの結果を出すか。少なくとも、給料の倍は粗利を出してもらわなけ
ればならない。それが現実だ。
番組に出てくる大学教授は、日本の国としての立場を発言していた。
確かに言葉はきれいだ。じゃあ、あなたは自分の報酬の一部をその人たちに
提供するのか?自分の好きな旅行や商品を買う代わりに、彼らに何かを提供
するのか?
現代の世の中は、その事実をオブラートに包んでいるにすぎない。税金や寄
付の形で。
問題は、番組のように財産も能力もなかった場合。
能力は絶対的な能力というよりも、その環境の中で需要がないと場合だ。
そんな番組を妻に伝えても、フィリピンよりずっとマシだという。
フィリピンでは、まず男一人で働いて家族を支えていくことができない。妻
も子どもも手伝ってぎりぎり。そんな家庭が多い。番組に出てくるケースが
普通だという。
ただ、私自身は何をしてどこからお金を得るかがまだ見えずにいる。
ワーキングプアラー、ワーキングプアレストだな、こりゃ。