Gigazineのサイトに力の入った記事があったのでちょっと考え込んでしまっ
た。Gigazineも起業家として経験を踏まえながら書いており、ほとんどのこ
とは自覚しているが言われて初めて、そうだよな甘かったよなと感じるとこ
ろがあった。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070331_business_real/
■ブルーオーシャンなんてどこにもない
競争市場を避けて、新しい市場(=ブルーオーシャン)でビジネスを始め
る。確かにそんなブルーオーシャンを見つけるのも、作り出すのも、大変に
違いない。
競争市場に入るのは泥臭いことをしないといけない。価格競争だったり、足
の引っ張りあいをするまでもなく、人間通しの付き合いをとおして食い込ん
でいかなくてはならない。
しかし営業活動をすると、開発はできない。1人で何役もこなすのは無理
だ。反対に複数のメンバーがいるとして、開発の仕事を一人でやると思え
ば、それもきつい。まだ自分でも答えが求まらない。
ましてや未開拓市場に飛び込んでもお客さんの理解を得るには時間もかかる
し時代にあっているかどうかもわからない。お客さんが理解を得る頃にはそ
の市場はたくさんの業者が入り、競争市場になっている。そのとおりかもし
れない。それは技術的な優位さで乗り越えようとしたが、技術的な差異なん
てそんなに差はないのかもしれない。
■それはロングテールではなくてただのニッチ市場
ロングテールをやってどれだけ利益を得ることができるかという点だと思
う。ロングテールを扱うのはコストがかかり、売り上げも少ない。
いわばなかなか売れない製品を在庫としてもつようなビジネスが成り立つか
どうかということで、確かに難しい。
とはいっても、起業はニッチ市場を狙うしかないということも事実である。
■その会社は何年続くのか
正直にいって、この質問に答える準備がなかった。
できるだけ長く続けたいと思っているが、それでは落第点だろう。
10年続けるならば、それを支えるようなビジネスプランが必要だろう。私の
宿題として考えていきたい。
起業のときは勢いだけでやっているのは、私だけでないような気がする。先
を見通せない業界だから、でも先を見通すことをしようとしないと支持を得
られないだろうな。
■お前が死ねばその会社は終わる
これはなんとかしたい。
私のプランや技術は、私のものだけでない。きっと将来役立てると思うので
誰かがやって欲しい。全く異なる国で、誰かがやってくれてもいい。世界は
広いから同じ発想をする人がいると思うしね。
■代表取締役とCEOと社長は違う
そういう考え方があるのね。
創業者が社長である必要はないけれど、株の過半数をもっていればいいの
ね。代表取締役はプロの経営者がしきればいいと。それはいいかも。
■足し算と引き算ができるかできないか
これは当たり前。
出て行くお金と入ってくるお金のバランスが大切。利益がありすぎても、そ
れに見合った投資ができないとダメ経営者って言われるもの。
■ロジックが正しくても利益は出ない
ブランドや営業力というわかりやすい指標はいいんだけれど、それで割り切
れないものがあると思う。
■世の中には会社がたくさんあるという現実
起業の学校へ行っているときに、Kさんからそんな話を聞きました。
すでにある企業をないがしろにしてはいけない。競争相手となるその企業以
上に、努力をして乗り越えていかなくてはならない。すでに会社として成り
立っている以上、それを支える顧客がいるしそれだけの存在する技があるの
ですから。同じ市場に挑む私たちは大きなハンディキャップを背負っています。
■挫折から立ち直る方法は挫折することでしか得られない
これはどんなに本を読んでも、ケースバイケースでそのときになってみない
とわからないと思います。
辛い思いはしておりますが、大きな挫折というのはまだまだこれからでしょう。
結局はその挫折を受けないとわからないと思います。
そのためになるべく転んで怪我をしないような練習をしましょう。
■あなたが起業するために必要なモノ
上記のすべてが成り立っているかどうかということが書かれています。
それに加えていうと、どの企業もすべてを満たしているわけではありませ
ん。偏っているところもあれば、不足しているところもあります。すべて成
り立っていれば上場して大きな会社になっているでしょう。
その偏りや不足をどうやって克服していくかだと思います。
さらに加えて、私はその起業を楽しんでいるかどうかも大切だと思います。
辛いことが多いのですが、その経験は他では得られないものであり、その辛
い経験をマゾとして楽しむことが大事なんだと思います。違いますかね?
こんな金欠で辛い起業をしている自分を、客観的にみて楽しんでいますが。