書名: 探テク 失くしたモノをゼッタイ見つける方法
著者: 小林 シンヤ
出版: 日本実業出版社
定価: 1300円+税
ISBN978-4-534-04204-0
本の内容は無くしたモノを探すテクニックについて述べた本である。
具体的な事例を写真を使って書いてありわかりやすい。実際に無くして見つ
けたとき、本に書いてあるどおりのところがいくつかあって苦笑してしまっ
た。またその対策にも触れている。
ただ後半ちょっと中だるみのところがあり、前の事例と同じことがあって興
ざめの部分があった。「コンセントには何かささっていませんか?」
でも最後では、この探す能力が生きる能力に発展するという著者の意気込み
があり、驚いた。
これは「考古学」ならぬ現代の事例を考える「考現学」というのがある。
街でゴミがポイ捨てされるところは、あまり目立たないところにある。路地
裏の端っことか、階段の踊り場で目立たないところ、歩道橋の下とか、
フィールドワークと人間の心理からずばり当てていた。
この「探テク」というのは一種の考現学であると思う。
フィールドワークは細かく調査してあり、よくできた資料だと思う。
ただ個人的には学問的なところまで踏み込んでいただくとうれしかった。そ
のことによって最後の著者の意気込みが輝いたと思う。
私はおっちょこちょいでモノを良く忘れる、無くす。
その理由はいつも何か考えていて、自分の所持品にあまり注意を払わないか
らだ。また何か探すときにも手元にとりあえず置いておきたい本である。
ちょうど家でテレビのリモコンがなくなった。まず落ち着いて、過去の行動
を探ること。それは強い安心となった。
探テク 失くしたモノをゼッタイ見つける方法

