週末はマジカの検討、株の勉強、ナウシカの本を読んでいて、ほとんどコンピューターのことを学んでいなかった。
そのため、ActiveXのプログラミングを進めようと思ったら、頭の中が空白で「へっ、何やるの?」と空白状態に陥った。やはり頭の中をプログラミングモードに戻しておかないといけない。不器用なのでビジネスモード、プログラミングモードなど両立するのは難しいなぁ。
さて、昨日は気合を入れて書いたのですが、長すぎてダメとダメ出しをくらってしまいました。すみません。もうちょっと練って短くすればよかった。
こういうのをコミュニケーション能力がないというのだろうか。
営業の能力基準についての話があったが、言われてみると難しい課題だ。
世の中は金額で評価するというのが常識になっている以上、質で評価する方向にはなかなかいかないのだろう。ものごとは質よりも量のほうが客観的に評価しやすいのは避けがたい。
そんなところで、外交官の評価という話を知った。
業績と学歴や知能はあまり相関関係がないのだという。
調査した結果、優秀な外交官は以下の3つの基準を持つという。
・異文化に対する感受性が優れ、環境対応力が高い
・どんな相手にも人間性を尊重する
・自ら人的ネットワークを構築することが上手である
外交官調査の詳しい内容については、
コンピテンシーとは何か? 入門編I
この外交官の評価について詳しく書いている2つ目がおもしろい。
一人の外交官の行為は間違っているけれど、他のはどれがベストとは言っていない。それぞれの外交官の特性とそれぞれの戦略が出ているにすぎない。実際にどの手法が成功するかは複雑な要因が絡んでいるので、やってみないとわからないんだろう。
つまるところ、相手と柔軟に合わせてやっていくことが大事で、適度な距離を測りながら、しかも戦術を練るという冷静さもある。どんな相手でも尊重をするというところも大切である。
科学者になりそこなった私には、「自然の法則が最も尊く、万人はその自然法則にかしずく」という自然法則信仰みたいなものがあったので、若いころは結構とがっていて失敗したなぁ。
社会的には正しいとか正しくないとかはなく、「万人の言うことが正しい。ただ一緒に生きていくためにはその調整が必要だ。」という法則に気付かなかった。
また脱線しちゃった。
そのあとでこのことを分析したマクレガー教授は、人間と仕事との関係の重要な要素は以下の5つ(コンピテンシー特性)だと分析した。
(1)動因:行動を起こす際に常に考慮し、願望する、さまざまな要因。
(2)特性:身体的特徴、あるいはさまざまな状況や情報に対する一貫した反応。
(3)自己イメージ:個人の態度、価値観
(4)知識
(5)スキル
これらは氷山モデルというそうです。
4番目、5番目の知識・スキルは、客観的に捉えることができる。
テストをすればわかります。
ただ、1,2,3は心の中を覗いてみなくてはなりません。
時間をかけて付き合っていると、だんだん浮上してきますが、なかなかわかりません。
しかも会社に入ってから育てることも難しいです。
5つの要素のうち2つは会社に入ってからでも育てることはできますが、3つは自分自身が成長しようというつもりがなくてはできません。また5つとも成長できるとも限りません。
ここも本人の特性ということや、キャリアマップにある重大な要素なのかもしれないなと、また悩むところが出てきました。