スーパードラマTVで、「エバーウッド 遥かなるコロラド」というドラマが好きで毎週見ています。
今週の話は、第37話「初めての経験」 No Sure Thing です。
http://www.superdramatv.com/line/ever/episode2.html
このドラマは、ニューヨークの一流脳外科医だった人が奥さんの死に直面し、自分を失ってしまうのですが、コロラドの田舎へIターンして残された息子と娘と直に接して人間性を取り戻していくという話です。
現代の話ですが、古き良きアメリカ人の生活や思考形態もわかるし、家族のほのぼのとした生活がほほえましく思えます。毎回家庭で起こる些細な事件が起きて、父であるドクターブラウンが慌てふためくというところが、自分と共通していて勉強になります。
今回のテーマは、「初めての経験」です。
男女が一線を越えるかどうかという話で、とても興味深かったです。
アメリカ人はあいさつ代わりに身体を合わせるよという話を10代のころに聞きましたが、まったくそんなことはありませんね。今の日本と同じです。
とても大切なことだと考えていて、真剣に捉えていますね。
性病やAIDSの問題。
避妊の問題。
精神性の問題。
興味本意ではなく、これらをじっくりと捉えて扱っています。
番組のメッセージではこんなことを言っていました。
初めての経験は、とても大切な人との間でのことだととてもいい経験だけれど、そうでないときは悪い印象が残ってしまう。
思っていたよりも大したものでもないので、こだわりすぎるのもどうかと思う。
大人になったらいろいろ複雑な問題を抱え込むことになるので、大人に焦ってならなくてもいいよ。大人になればいくらでも経験するのだから。
大人になったら普通のことになるけれど、初めての経験は1回きり。しかもチャンスは1回で永遠に記憶に残る。よくよく考えてからね。
妊娠や病気などのリスクがあるから、それに見合った十分な価値があるかどうかを考えるべき。
性があるからこそ、男女が一緒になって結婚をして子どもを産み育てます。
それで人類が続いてきました。
そして、社会にいろいろなトラブルを生む一方で芸術もあり、世の中を面白くしているんだと思います。
私たちそれに縛られてしまうのではなく、コントロールして人生に深みをもたらせることではないかと思います。
(娘や息子に語るつもりで書いています)