天岩戸を開こう

このところ本当に経済がおかしいということを実感している。

以前に景気が悪いときは、会社は黒字で倒産することもあった。売上や利益は上がっているのだけれど、当面のキャッシュフローがない。

資材の代金が払えないし、社員の給与も洗えない、仕事をお願いした下請けにも払えない。

銀行がお金を貸してくれればなんとか凌げるのだが、、、それで黒字倒産。これは将来見込める売上がありながら、倒産する例なのかな。

お金という血液の流れをよくすれば、なんとかなるかもしれない。

次に、不動産業界などの話。

会社の資産が不動産などお金になりにくい場合。不動産が売れたり、貸すことができれば、お金が入ってくる。その見込みがなくて、やはりキャッシュフローが回らない。

不動産が不良債権化してしまう例。不動産が売れる時期や、値段を下げなくては回らない場合で、いつになったら会社がよくなるかわからない例。

昨年末から不動産業界だけでなく、派遣業界も社員が不良債権化していて、厳しくなっている。

これはお金を投入しても、いつになったら返還の目処をたてることができるのかわからないので、闇雲に投入してもいけない。

いまはさらにひどくなっている。

お金も仕事もほとんどがとまっている。お金が回る動脈も、それで仕事が回る静脈も血流が止まっている。

動脈硬化だけでなく静脈硬化も始まっている。期間が長くなれば、死んでしまうだろう。

無理に血を流そうとすれば、変なところで出血したり、器官そのものが破壊されることもある。

徐々に社会を、血流が流れるように手で擦って暖めていくしかないかな。

人々の心理はほとんどが完全に内向きになっている。

お金を使わないように使わないように、安全な方向に、リスクをおかさないように、何もしないように。

確かにその方が安全だろうな。でもすべてに閉じこもっては、何も変わらない。

その人々の心を暖めるには、、、天岩戸のようなことがいるかもしれない(知人の社長)

Wikipediaの古事記より引用

誓約によって身の潔白を証明したスサノオは、そのまま高天原に居座った。そして、田の畔を壊して溝を埋めたり、御殿に糞を撒き散らしたりの乱暴を働いた。他の神はアマテラスに苦情を言うが、アマテラスは「考えがあってのことなのだ」とスサノオをかばった。

しかし、アマテラスが機屋で神に奉げる衣を織っていた時、スサノオは機屋の屋根に穴を開けて、そこから皮を剥いだ馬を落とし入れ、一人の天の服織女が驚いて梭(ひ)で陰部を刺して死んでしまった。ここにきてアマテラスはスサノオの行動に怒り、天岩戸に引き篭ってしまった。高天原も葦原中国も闇となり、様々な禍(まが)が発生した。

そこで、八百万の神が天の安河の川原に集まり、どうすれば良いか相談をした。オモイカネの案により、様々な儀式を行った。常世の長鳴鳥()を集めて鳴かせた。天の安河の川上にある堅い岩を取り、鉱山の鉄を採り、鍛冶師のアマツマラを探し、イシコリドメに命じて八咫鏡(やたのかがみ)を作らせた。タマノオヤに命じて八尺の勾玉の五百箇のみすまるの珠(八尺瓊勾玉・やさかにのまがたま)を作らせた、アメノコヤネ{.mw-redirect}とフトダマを呼び、雄鹿の肩の骨を抜き取り、ははかの木を取って占い(太占)をさせた。賢木(さかき)を根ごと掘り起こし、枝に八尺瓊勾玉と八咫鏡と布帛をかけ、フトダマが御幣として奉げ持った。アメノコヤネが祝詞(のりと)を唱え、アメノタヂカラオが岩戸の脇に隠れて立った。アメノウズメが岩戸の前に桶を伏せて踏み鳴らし、神憑りをして、胸をさらけ出し、裳の紐を陰部までおし下げて踊った。すると、高天原が鳴り轟くように八百万の神が一斉に笑った。

八百万の神は相談し、スサノオに罪を償うためのたくさんの品物を科し、髭と手足の爪を切って高天原から追放した。

なんか楽しそうなことをする。そしてそこでわいわいがやがややる。すると、扉の奥にいた人たちは「なんか楽しそうだな。面白そうだな。」と思い、そっと扉を開ける。

そのために、楽しそうなことを誰もが考えて、わいわいとやるしかないだろう。

これしかないかな。IT業界ができることはこれぐらいかな。

オープンソースはお金はかからないので、自分たちでしこしことプログラムを組むのもいいような気がする。デザイナーは自分自身の絵やコンテンツを発表する。

そうすればあちこちで楽しいことができるような気がする。

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