[本]フシギなSEの生態

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  きたみ りゅうじ</p> 
  
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    <strong>おすすめ平均</strong> <img src="http://g-images.amazon.com/images/G/01/detail/stars-4-0.gif" alt="" /><br /> <img src="http://g-images.amazon.com/images/G/01/detail/stars-5-0.gif" alt="stars" />戦うものたち<br /> <img src="http://g-images.amazon.com/images/G/01/detail/stars-5-0.gif" alt="stars" />そうそう。これがSEの仕事。<br /> <img src="http://g-images.amazon.com/images/G/01/detail/stars-4-0.gif" alt="stars" />絵が和む<br /> <img src="http://g-images.amazon.com/images/G/01/detail/stars-3-0.gif" alt="stars" />開発にまつわるあらゆる分野の人にオススメ<br /> <img src="http://g-images.amazon.com/images/G/01/detail/stars-4-0.gif" alt="stars" />IT業界って結構フシギな業界なんだよね
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    <a href="http://www.amazon.co.jp/SE%E3%81%AE%E3%83%95%E3%82%B7%E3%82%AE%E3%81%AA%E7%94%9F%E6%85%8B%E2%80%95%E5%A4%B1%E6%95%97%E8%AB%87%E3%81%8B%E3%82%89%E5%AD%A6%E3%81%B6%E6%88%90%E5%8A%9F%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE30%E3%83%B6%E6%9D%A1-%E5%B9%BB%E5%86%AC%E8%88%8E%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%81%BF-%E3%82%8A%E3%82%85%E3%81%86%E3%81%98/dp/4344407253%3FSubscriptionId%3D0G91FPYVW6ZGWBH4Y9G2%26tag%3Dshockby-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4344407253" target="_top">Amazonで詳しく見る</a> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html">G-Tools</a></td> </tr> </tbody> </table> 
    
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      SEとして経験する赤面ものの体験を4コママンガとともにわかりやすく書かれている本です。この本はもーしさんより紹介していただきました。ありがとうございました。
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      こういうことよくあるよねとか、手痛い失敗をして次からは気をつけようととか、思い当たる節が満載である。え、そんなことないだろとか、未経験のこともあるけれどね。
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      ここに書かれていることはほとんどが日常経験していることに近いし、ときどきその常識的なことをぽかっと忘れて手痛い目にあったりするのだけれど、他の業界にいる人にとってはどうなんだろうか?
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      話しているとまったく噛み合っていなかったり、相手の立場に立つと自分の立場を忘れてどう取り持てばいいかわからなくなることがあるので、、まったく異なるのかもしれない。もともと会社によって企業文化というのがあって、それぞれ違うからね。
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    <ul>
      <li>
        <span style="color: #0000ff;">貧乏は辛いよ。コストダウンの弊害か、プリンタの反逆に泣く!<br /> 裏紙を使って紙のコストダウンを図るのだがプリンターがだんだんと汚れてしまう結果になった。いざ提出用の文書を印刷しようとしたら、その文書が汚れてしまう。</span></p> <p>
          これってよくある。印刷しようと思うと必ずトラブルが起きる。数枚印刷してから本番の印刷をしないと、きれいにできなかったり、用紙がずれていたりするトラブルが起きることが多い。<br /> <span style="color: #0000ff;"><br /> </span></li> 
          
          <li>
            <span style="color: #0000ff;">業界には必ず独自の常識が存在する。その常識を知らなければ、お客さまの言外に潜んでいる、隠れた要求には気づけないと心がけよ</span>両者とも違う業界なので、言葉の取り方や言葉に含まれていない常識が通じているのかどうか気をつける必要がある。ただお金を払う立場ともらう立場の関係上、いつもお客さまの常識が強くなってしまうことがある。<br /> 話して通じることは10%にすぎない。残り90%のことはそれぞれの常識の中で捉えている。
          </li>
          <li>
            <span style="color: #0000ff;">会社の利益が個人の利益とは限らない。期待に無理して応えることが、さらなる地獄を待っていると心がけよ</span>悲しいな。会社の利益と個人の利益は必ずしも一致しないが、個人の努力が報われないなんて。
          </li></ul> 
          
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            私自身の経験で痛いことがあったのは、仕事の範囲がお客さまとこちらで思っているところが全然違うので、それはいつもすり合わせたり文書に残していることが多い。やばそうだなと思ったら、少しだけ見積もりをあげておく。
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            いつも、 かかった費用 < お客さんの満足度
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            であればどんだけお金がかかっても苦情がでない。「よくやってくれたけれど、高いね」といわれる。ただこれは大手の企業にいたときのことであり、個人でやっているときはなかなかそうはいかない。
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            その中でもいたい経験をしたのは、客先の勤務時間のこと。
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            作業をしようと思って客先に行ったところ、お客さんの残業時間終了後の夜8時から作業してくれと言われたこと。
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            こちらとしては3時ころから準備を始め、業務終了した6時から移行作業を始め2時間できりをつけようとしたのだが、、、、、
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            夜8時からはじめ、夜11時ころに終わった。場所は工場で都心から離れており、タクシーで帰ることになり、、、、自分は管理職であったので残業代はなしだけれど、部下らの残業代やタクシー代で赤字。
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            続く作業も、そんな調子で。。。。。。。。。。。。 やればやるほど赤字に。
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            お客さんが流通業のときは、土・日は当たり前のように平日扱いなので、そういうところを最初に確認しておかなければいけないなと思いましたヨ。
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            この本を読んでいて辛かったことを思い出したり、「役に立たない上司」や「勝手なプログラマー」は自分のことではないかと思い反省した。
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            ただこの本を読んで終わってはいけない。「じゃあ、どうするのか?」
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            身の回りから仕事のやり方を変えていくのか?業界を改善していくのか?著者と同じようにSE業界から足を洗うのか?
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            ただ危ないところに足を踏み入れないようにするというだけではなくて、その危ないところに誰もがいかないように案内板を出す。目をつむっていても、入れないように柵を設ける。別の道を作る。
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            そんなことをしていかなきゃ、だんだんと人がいなくなっていくこの業界も歯止めが利かないよ。いや人は要らないって!?
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            #マンガはわかりやすくていい素材だな。
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