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<font size="-1">小林弘人 </p>
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デフレな状況で、どんどんものが安くなり、おまけに収入も減りつづけている状態。ビジネスも少し前と違って、儲けることが難しい。仕事があっても、昔よりも安くなっている。
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ソフトウェアの開発をしようとしても、オープンソースものがあって値段をつけて売り辛い。一方で、無料で遊べるゲームがたくさんあったり、ニュースや天気予報などの情報は無料で手に入る。
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少し前までと明らかにビジネスのしくみが変わっているような気がする。だけどどうすれば、この時代を乗り越えていけるかわからない。
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何かヒントがあるかなと思って、この本を手に取った。
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<strong>無料のルール</strong>
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1. デジタルのものは、遅かれ早かれ無料になる
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競争市場では、価格は限界費用まで落ちる。ハードディスクの料金、通信料金などは年々ゼロに近づいている。
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2. アトムも無料になりたがるが、力強い足取りではない
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デジタル以外の人やモノが介在するものはゼロまで落ちていくことはないが、デジタルと違う速度で無料になりたがっている。
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3. フリーは止まらない
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著作権の法律によって不正コピーを止めようとするが、経済の万有引力の法則により逆らうことはできない。
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4. フリーからもお金儲けはできる
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時間を節約するためやリスクを下げるためにお金を払う人がいる。ステイタスにお金を払う人がいる。そういったものを提供すればビジネスができる。
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5. 市場を再評価する
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無料や安く提供することによって利益を得ることができなくても、ビジネスモデルを見直せば他の方法でお金を稼ぐことができる。
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6. ゼロにする
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コストがゼロに向かっているならば、それを逆手にとって先にゼロにすれば良い。注目を集めることで、他の方法でお金を稼ぐことができる。
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7. 遅かれ早かれフリーと競いあうことになる
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今モノやサービスを提供してビジネスをしてお金をもらっているとしても、いづれ同じ分野でフリーなものが出てくる。無料でもやっていけるビジネスモデルを考えるべきだ。
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8. ムダを受け入れよう
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モノが気にする必要がないほど安くなっているならば、その潤沢なモノを使って何ができるか、先回りして考えよう。
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9. フリーは別のものの価値を高める
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フリーになって潤沢になると、別のモノが希少になっていく。<br /> そのモノをビジネスの対象にしていけばよい。
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10. 稀少なものではなく、潤沢なものを管理しよう
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稀少なものは高価になるので慎重に扱う必要がある。潤沢なものはリスクは小さくなるので、危険を考えずに挑戦することができる。
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(途中書きです)
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