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[本]国際結婚一年生

国際結婚16年目であるけれど、「国際結婚一年生」という本を読ませていただきました。 国際結婚一年生Amazonで購入書評結婚16年目なので今さらこんな本を読んでも学ぶことはないだろうと、上から目線で読んでみましたが、 いやー、よくまとまって書かれています。 国際結婚をする上での、今後出てくるであろう問題点や課題、その対処例などがきちんと分類されて書かれています。禁句とされるような離婚のことまで触れています。国際結婚に関わる様々なことに触れていますから、事典として使うこともできそうです。 16年前に国際結婚をしたときには、国際結婚に関してまとまった情報がありませんでした。体験談の本はあったかもしれませんが、体系だった本の方が多角的に捉えることができてよいと思います。 妻の国(フィリピン)にある日本国大使館、法務省の入国管理局、そして行政書士の方ぐらいが情報を握っているだけで、参考にする本のようなものはなく、国際結婚した先輩方からの経験談が本になったものが数冊しかなかったのです。 そのときは、全くの手探りで問題にあたるしかなかったのです。問題が個人間の問題なのか、文化に基づいたものなのか?普通の日本人どおしの夫婦でも起きる問題なのか、2人で話し合わないとわかりませんでした。常識だと思っていることが、食い違うことがあるのですから。 本の中では、宗教、親族、文化、政治的考え、言語など、日本人どおしでも違いを感じること、想定していた以上に違いを感じることがあると書かれていました。 結婚する2人はお互いに認め合っているからいいのですが、お互いの両親や親族やそれらを取り巻く環境は変わることはありません。キリスト教徒以外は野蛮人にさせられてしまったり、言葉が通じないことだけで能力がないと思われてしまいます。 本を読んでいて、新しい発見がありました。言葉の問題でした。私は仕事がら英語が必要だったのでいろいろな機会で学んでいました。とはいえ、語学は苦手だったので辛うじて日常生活ができるぐらいです。 でも電話でタクシーを呼んだりするのは苦労しました。相手が早口でよくわからないのです。妻も日本に来て15年経ちますが、家族とは日本語が通じても他の人とは必ずしも通じるわけではありません。 妻の日本語が私以外に通じないわけは、、、私が妻の言っていることを汲み取ろうとしているからだ。 そして私の英語が妻以外はあまり通じないわけは、、、、積極的に私の英語を理解しようという気持ちがないからだ。 ということはなんとなくわかっていましたが、それが明確に書かれてあり少しショックでした。 もし国際結婚なさる方がいらっしゃいましたら、とりあえずこの1冊を辞典代わりに読むことをお勧めします。 私も手元に持ち続けようと思います。 人が人を好きになることに理由はありません。かわいいな、素敵だなと思って、恋をして一緒になりたい。人として生まれたら、自然なことです。たまたま相手が日本人ではなかったこと。 外国人である前に、人間として好きになったんです。 日本人にない魅力もありました。日本人以上に大変だと思うこともありました。国や文化の差よりも、個人差が大きいから、なんとかなるだろうという甘い予想もありました。 でも結婚生活は、甘いムードを壊すほどいろいろな事実を突きつけます。お金のこと、お互いの実家のこと、ビザや差別のこと、言葉の問題など。 日本人どおしの結婚のことはわかりませんが、男女間以上の大変な問題のビザや言葉の問題や生活習慣の問題があったので、それを乗り越えてきたというのが、絆を強くできたのかもしれません。 そもそも国際結婚って、なんでしょう? 私は結婚するまで、よく海外に仕事や旅行で出かけていました。 外国の人には偏見もないし、英語ならばある程度の会話ができます。 ただ外国のことを多少知っていても、人を好きになって結婚するなんて夢にも思っていませんでした。違いがわかっていただけに、一緒に生活していくのは大変なことになるだろうと思っていました。

来年の儲かる仕事

http://www.careercast.com/jobs-rated/10-best-jobs-2011 The 10 Best Jobs of 2011 システムエンジニア 数学者 アクチュアリ 統計学者 システムアナリスト どれも数学がらみなんだけれど、やっと日のあたる時代になったかな。 アメリカでは、、、、(苦) このところ、アルゴリズム何たらで頭をフル回転していて、疲れ気味です。 私のCPUはどうも、20Hzぐらいのシングルコアでとろいので、CPUのスピードを上げるか マルチコアのCPU(脳)にバージョンアップしたい。 今のCPUに比べると1億分の1ぐらいかな。。。 クラウドで誰かの脳力を貸してください。 とはいっても、日本の偽者クラウド=ホスティングシステムの名前を変えたものはだめよ。 遅いCPUですが、見かけ上VPSで動いています(一度に10くらいのたくさんの仕事を与えられています)が、すぐにメモリーが足りなくなってスワップしてスピードはかなり遅いです。しかもよくデッドロックして、思考停止。 冷却して頭が冷えるまで動けません。 また思考停止しないように電力を与え続けていて(スナックを食べる)、埃(脂肪)がまとわりつつあります(ヤバ)。

Twitter Updates for 2011-01-11

<li> おはようございます。ここ数日東京は晴れていますが、朝夜とも寒いです。<br /> しばらくあいさつを忘れていました。このところ寒くて二度寝が多い。夜2時ころにねるせいもあるんだけれど。 <a href="http://twitter.com/solis/statuses/24630504162598912" class="aktt_tweet_time">#</a> </li></ul> <p class="aktt_credit"> Powered by <a href="http://alexking.org/projects/wordpress">Twitter Tools</a> </p>

Twitter Updates for 2011-01-08

<li> Google Docsのフォームを誰からも入力できるようにしたら、その結果は誰からも見えるようになるんだろうか?<br /> 「作成」のみのアクセス権限がなければ、フォームにデータ入力できれば他の人のデータも見えてしまうんだろうなぁ。というわけで個人情報は入れられぬ。 <a href="http://twitter.com/solis/statuses/23272561232060416" class="aktt_tweet_time">#</a> </li></ul> <p class="aktt_credit"> Powered by <a href="http://alexking.org/projects/wordpress">Twitter Tools</a> </p>

妻の国際電話

書こうかどうか迷いました。 書けば、妻に対して怒っているような感じになってしまいます。書かねば、1年以上経てば忘れてしまいます。 でも、やはりこのようなことを2度と起こさないために書いておこうと思います。 妻の携帯電話使用料 8月 1100円 9月 1800円 10月 6200円 11月 9800円 12月 16800円 10月の請求が気づいたのが2週間前、11月の金額に気づいたのは昨日、12月の金額に気づいたのが今日でした。 ことの発端は、私です。 妻の携帯は学割の家族で、ホワイトプランが半額になっています。つまり2年間は毎月400円分くらい通話料が無料です。 フィリピンへの国際電話は1分200円。それならば2分までならばフィリピンに電話してもいいよと言いました。 ときどき2分のつもりが3分になったりするのは、まあいいかと思いましたが、妻には注意していました。 それが9月から増え始めます。 妻は、フィリピンへの連絡も、自分のパソコンを使って、Yahoo MessengerやSkypeで連絡しあっています。 Facebookへ親戚が登録していますので、交流はできます。Yahoo MessengerやSkypeで、妻の親戚はフィリピンのネットカフェに行って電話をすることもあります。 まあそれでも妻のお母さんや兄弟はパソコンがあまり触れないようで、やはり携帯からかけてくることが多いみたいです。

スピードと能力とそしてやる気

How to Make (Almost) Anything (ほぼ何でもつくる方法) 2010年度 体験記 http://fab.sfc.keio.ac.jp/howto2010/ いやあ、こんな授業についていくのは大変だけれど、刺激はでっかいだろうな。 なんたって、毎週新しいことを身に着けていって、最後は創造的な結果を出していかねばならないのだから。 よくわからないけれど、すばらしい。 ところで、いきなり初回発表が「最終課題の案を発表する」というのはチャレンジングな授業構成だ。これはつまり、 「何を作るか」をじっくり考えるようなアイディア出しの時間はこの授業では取らないという意味であり、この点でIDEO流の「デザイン思考」系の授業とは 全く異なるコンセプトであることが分かる。「How To」なのだから、「どう作るか」を軸に据えているのだ。そして、「何をつくるか」は、ツールや素材から発想(逆算)して考える。フィールドワークやマー ケティングからではない。これには様々な議論や異論もあるだろうが、デザインエンジニア教育には僕はこれが必要だと思う。 なぜか。よくある(日本の)学生の失敗は、「何を作るか」をじっくり考えてアイディアが出来上がっても、いざそれをプロトタイプとして具体化する段になってその実装スキルが無く、仕方なく必要に応じてそのスキルを学んでいるうちに、どんどん時間が経過し、そうしているうちに最初のアイディアの新鮮さが 本人の中で失われてしまう、というケースだからだ。僕はSFCでそういったケースを山ほど見てきた。プロトタイピングの強固なスキルがあれば、アイ ディアが出れば1週間くらいでファーストプロトタイプをつくってこれるようになる。そうすれば、アイディアが新鮮なうちに、その期待感とともに「もの」に外化できる。そうなればプロジェクトは走り出す。 いつもお客さんのニーズから考えてきたけれど、、、、モノから何ができるかという発想は面白い! 概念やアイディアをつくるのと同じくらいのスピードで、「もの」をつくれないといけない。