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智仁(ちじん)

そういえば中学生の頃、智仁(ともひと)という友人がいた。今思えば、立派な 名前だったんだ。 お金を稼ぐには、特別な秘訣と技術が必要。 「北風と太陽」のイソップ物語のように、なんとしても人のお金をとるぞぉと考 えてはダメで、人が快くお金を払ってくれるという筋道にしなくてはならない。 「目先の小さな利益にとらわれず、遠くの利益を見る術をしる」 「損して得を取れ」という言葉を実践する。 胡雪岩は、商品の街頭配布やサンプル提供をやっていた! 夏の酷暑のときに、道を歩く人に暑さを和らげる丹薬を無料で配っていた。ただ 包装紙に「胡慶余堂」と鮮明にかかれていた。また内乱時に、政府に疾病と刀傷 を治療する「膏丹丸散」を廉価で政府に提供していた。 台湾プラスチックグループ会長の王永慶は、「事業は頭をつかわなければならな い」と協調していた。 例えば、「アイスクリームを売るならば冬に開業するべきだ」と。 冬場は客が少ないので、販売促進に最善を尽くさねばならず、厳格な原価管理を 行い、サービスも強化する必要がある。そして事業の基礎を固めておけば、夏に なって機会が到来したときに、一挙に企業を大きく発展させることができる。 また、養鶏の話。 ブロイラーは生産性が良いが肉がおいしくない。一方、庭で放し飼いする鶏(土 鶏)は手間がかかるが、おいしい。肉牛の場合は、肉の味を良くするため屠殺す る前の一定期間に栄養豊富な飼料を与えて肉の味を良くしている。 王永慶は鶏も同様だと思い、ヒナを合成飼料を与えて2キロぐらいまで育てたの ち、低級玄米を45日間与える。すると肉質と味は土鶏に匹敵して、柔らかな触感

勇謀(ゆうぼう)

「商人として成功するためには、並外れた度胸と気迫がなければならない。 他人が思いつかないこと、また、考え付いても勇気がなくてできないことを、や れなくてはならない。特に、人が気付かないことに気付き、誰の目にも明らかな 危険のなかで、誰も気付かない『見返り』を見ぬくこと、そして目標を定めた ら、他の人が冒そうとしない危険をも冒す勇気が必要である。もちろん、勇気は 決断のための唯一の要素ではない。勇気には、状況を徹底的に理解し、正確に推 論する能力がともなかなければならないのである。」 お金を得ようと思えば、リスクをとるしかない。ローリスク・ローリターンかハ イリスク・ハイリターンのどちらをとるかというのは、よく聞く話である。 何かしようとすれば、お金はかかる、人手はかかる、時間はかかる、いずれにし ろ何がしかの資源は必要とする。それはビジネスをするにしろ、会社で雇われる にしろ、どんな場合でも同じである。 ローリスクは誰もがやろうとするから、競争が激しい。ローリスクどころか、競 争するのでハイリスクかもしれない。しかし、ハイリスクなものは、一般的には ハイリスクと知られていても、自分の慧眼からみて本当はローリスクかもしれな い。あるいは工夫と努力でローリスクにできるかもしれない。 「借鶏生蛋」と「移花接木」 「借鶏生蛋」、他人の鶏を借りて卵を産ませる。 「移花接木」、花木を接木する。人知れず巧妙な手段で自分のものにする。 自分は資金をもたなくても、他人のお金を使ってレバリッジを効かせて、お金を 稼ぐ。胡雪岩は、国が短期にお金を借りるところを、仲介に入って長期の借りと して、その間に国のお金を使って金貸し事業を運営した。

篤義(とくぎ)

「信義を立てなければ、人の信頼を得ることはできない。常に義を立てれば、そ れが口から口へと伝わり、やがて何事も思う通りになり、事業も栄えるようにな る。」 金よりも人を得よ  ビジネスでは、人の心を得ることが第一。 お金儲けよりも、真の友人を得て、Win&Winの関係を築くことが大切である。  胡雪岩は友人が金に困っていると率先して貸してあげたという。自分が貧乏で あったので、貧乏は辛いことを知っているからである。それは貸金ではなく、投 資と考えていた。人情は生涯忘れないものだから。  また貸金業としてのビジネスだが、お金を借りた人の多くはきちんと返すこと を体得していた。それは体面を重視するからであり、相手の面子を立てればきち んと返すということがわかっていた。  私には耳の痛い話だ。お金の貸借は、友情を壊すものだと思っている。お金を 貸すことで自分が上位になるような感じになるし、お金を催促したら相手は逃げ てしまう。そしてそれについて苦言をしないと、また借りにくるし、限度がな い。全てそういうわけではないが、そうなることが多い。  妻の父兄弟には、少額だが一通り貸している。 ただ返ってくる見込みのない、投資だと割り切っている。

堅信(けんしん)

社会的責任をもたなければならない 「商人であれ官吏であれ、必ず社会的責任をもたなければならない。不正な手段 で私利を得ようとしてはいけない。」 言うことが立派だが、おそらく多くの商人はこんなことを考える余裕がないので はと思う。しかし、前日の「結営」でのいろいろな勢力と一緒にやっていくとい うことでは、ルールを決めて、政府や社会も味方につける必要がある。 当時の賄賂にも、良い賄賂と悪い賄賂があったんだろうか? しかし、ちょっと理解に苦しむ。たぶん社会背景が異なるからだろうか。 「一度、志を立てたら、困難にぶつかっても途中で投げ出さず、最後までや り遂げるという強い意志をもつことである。それが周りの人々を動かし、不可能 と思われるようなことでも可能にするのだ。」 頭の痛い言葉である。 今の独立活動は、「お金を稼ぎたい」とか「人の上に立ちたい」とか「自分のア イディアを世間に広めたい」という考えは多少あるが、大きくない。 そのため、ダメだったら、派遣の仕事でも何でもあるだろうという、セーフティ ネットも少しはある。しかし、なんとかやりつづけよう。一度自分でやると決め た以上、一時的に派遣の仕事で家計を補ったとしても、やりつづけよう。そうし ないと、支援してくれた人に対して裏切り行為になるかもしれない。。 途中で投げ出さないことには自信がある。AIに関することも20年以上追っている しね。一度うまくいかなくても、ときどき思い出すようにしている。

結営(けつえい)

会社の内部の組織を一体化して、社外の協力者と一緒になって、事業を展開す る。日本人の経営からすれば、当たり前のことだよね。 ただ、胡雪岩の時代は清朝末期だったので、時代背景が異なる。 役人への賄賂は全盛の時代、役人になるためにも賄賂が必要だったのだ。 賄賂は行政の潤滑油といえば言葉の響きはよいのかもしれない。しかし、税金や 利益を、個人で搾取していることには変わりはない。組織としては問題だと思う し、これが清朝を崩壊させた原因の一つだったと思う。この本では、役人の地位 を金で買うことは、最初に4000年前の秦朝の時代からあったと聞いて驚かせられ た。中国の役人になるには、科挙の試験に合格しなければと思っていたのだが、 これはかなり難関で少数派だったようだ。 胡雪岩は、役人にお金を渡して育てる。次に、役人が困っていれば、お金をつ かって役人や彼の行う行政を助けてあげる。太平天国の乱で国が乱れれば、必要 とあれば西洋人と協力関係を結ぶ。 日本人にはない、したたかさと謀略がある、中国人社会の中で生きていくために は、知恵がいる。自分の協力者を探し、自分を貶めるような勢力と戦う必要がある。 ただし、彼は西洋人のビジネスはビジネスライクで全て契約の上で成り立ってい ることを評価していた。中国人相手の方が骨が折れて、契約を反故にして、値段 を変更することが多く、またヤクザを雇って店を壊したり妨害することも多い。 いろいろないざござに巻き込まれて商売のこと以外に煩いがあるのが、もっとも 損失だと言っている。 彼が大切にしていたのは、国を援助して、国の法律を守り、社会正義のもと事業 を展開してことであった。そのため、国や国民から支持を集めることができたの であろう。

逐時(ちくじ)

———————————————————- 逐時(ちくじ)、物事を行うのに、時宜を得ること。 機会を捉えて乗る 「どんなことにも適当な機会があるものだ。非情にたやすくできるように見えて も、機会を逸しては意のままにならない。逆に、困難に見えることが、機会を得 て予想外の収穫につながることもある。」 「機会をうまく捉えて効果的に活用するには、時代の流れをよく把握し、素早く 行動に移すことが大切である。機会とは待つものでなくつかむものだ。」 「成功する経営者の特徴は、事業に対する優れた知識や深遠な理論にあるのでは なく、機会を的確に捉える能力にある。」 私には頭が痛いことだ。 事業に対して深く知ることよりも、的確に情報を捉える能力が大切だとする。左 脳で理解して結論を出そうとするよりも、右脳でどうビジネスを組み立てていく かが大切なんだろう。 チャンスを見つけたら、必ず結実させる 「ひとたびチャンスを見つけたら、果敢に考え、恐れずに行動して、それを結実 させるだけの度胸が必要である。ほとんどの場合、チャンスは一回きりである。 今この瞬間、この場所で自分に訪れた機会は、別の時、別の場所、別の人にとっ ては何の意味も持たない。」 胡雪岩は、こう反省している。 「やるべきだったのにできなかったことが、とても多いのです。それは、やりた くなかったとか、よい方法を思いつかなかったからではなく、機会がつくれな

任勢(にんせい)

「事業をしようとするなら、世の中の大きな流れを知らなければならない。世の 中の流れを知らなければ逆転され、後から追いつこうといくら頑張っても無駄で ある。時期を待っていては、流れに乗ることもできない。大きな流れを発見でき てこそ、出世や飛躍が可能になるというものだ」 法律や政策の変化、需要、世の動向など、数年にいたる大きな流れを見出すこと が大切である。まったく逆行したら苦労しても実らない。また波にのれば、勝手 に成功してしまう。しかし、うまくいきすぎてその理由も知らなければ、そのう ち動向が変わって大失敗するかもしれない。 「他人が思いつかないことを考え、見えないものを見て、他人がしないことを実 行にうつすことが、すなわち成功の秘訣である。」 コンピューター技術、特にインターネットに関する技術は変化が激しい。数ヶ月 で新技術が生まれ、半年で常識がひっくり返ることがあります。いままでやって いたことは間違っていないが陳腐なものとなってしまうということが。 私自身は、Webシステム開発は数ヶ月から半年かかるので、その間に状況が変わ りうることが恐ろしく思いました。使う人が人間、作る人も人間なので、急には 見た目の変化はおきません。しかし、研究段階ではころころと変わります。 技術の中でこんなに頻繁に常識が変わるものはありません。とはいえ、逆にいえ ば、これまで大手で支配していたものも、中小が一気に支配権を変えてしまうと いうことが多く起きる可能性があります。Yahoo, Amazon, Google, その他イン ターネットビジネスで成功しているところの多くは、そういった新しい技術を取 り込んで、市場を変化させています。 普通のWebページでは自己満足です。成功するために、何か手助けしたいという

起業の学校 初日

起業の学校について、実際の授業に触れていいのかどうか悩む。 でも、受講している内容の記録と、生徒の一つの意見として残しておいた方がい いのかな。起業支援ネットの方も、このブログを見てくれているしね。 (もし、これはダメというのがあったら連絡ください、消しますから) 起業の学校の講義は、2週間おきの土曜日にあります。 5/14(土)、10時。初めての講義です。 第1限 オリエンテーション 10:00?11:30 まず最初に、自己紹介。 商品のコピーのように、一言で形容詞(句)を使って自分を表現するということ を求められる。人に印象に残るように伝えることの重要性はわかっていたが、は たしてどう表現すればいいのかまでは考えていなかった。 ちなみに、私は人から「誠実にみえる」と言われることが多いが、一捻り欲し かったので、「一見誠実にみえる」という枕詞をつけた。素直に「誠実の」とか 「誠実だけじゃないよ」とかにした方がよかったかな。 また、自分の職業をまだきちんと表現できない。「ITコーディネーター」とか 言っているが、それも正しいかどうかわからない。 次に起業のプロセスについて。 起業とは、ばくぜんとしたいことの妄想から、具体的な事業への段階がある。 最初の夢想期 ばくぜんと思いつく時期である。 ただこの妄想をどんどん膨らませて、大きくすることが重要。このときに膨らま

砥身(としん)

自分の独断と偏見に満ちたコメントをしていますので、同じ文章を読んでも感想 が違うと思います。あくまでも私の感想と捉え方です。ご承知してください。 砥身(としん) 自分の身をみがくいて、成長することです。 「優秀な営業マンになるためには、第一に勤勉でなければならず、第二に頭 をつかわなければならない。」 人と同じ成績かそれ以上を望むならば、同じ時間や同じ苦労だけでは実現できな い。倍の苦労をするつもりでなければ、一人前になれない。少しやって「うまく いかない」というだけでは、だめだ。 苦労を続けていくのは大変である。苦労を苦労と思わないためには、自分の得意 なこと、自分が苦に思わないことをやる。人は苦労と思うかもしれないが、自分 はその苦労が楽しいということで、続けるべきである。 そして、人と同じことをやっているだけでは、人よりも抜きん出て成功すること はできない。何かしらの工夫をして、アイディアを考え、いろいろリスクをとっ て試しながらうまくいったことを実現させる。いままで誰もやらなかったことだ から、すぐにうまくいくはずがない。しかし、それは自分のオリジナルとなり、 誰にも真似はできない。 「リスクを負わなければ、何も得るものはない。」 人は生きている限り、リスクを背負う。 会社に勤めて仕事をするのは、小さなリスクの連続である。 出世して立場が上になれば、一瞬の判断で大きなお金の損得を左右する大きなリ スクをかけることになる。

【本】話を聞かない男、地図を読めない女

主婦の友社 ISBN: 4-07-226514-4 Eさんに借りた本を、やっと読みました。ありがとうございました。 この本の主旨は、 男は女のことはわからないし、女は男をわかっていない。 そのため、理解し得ないまま、離婚など不幸な結果になるのが50%もある。 まず、異性は自分とは全く考え方が違う、常識が通用しないということを知るべ きで、異性のことを知って対処すべきである。 しかし、仕事は変えることはできても、性は変えることができない。だから異性 のことは体験して得ることはできない。 では、男と女は何が違うのか?それをこの本で知ってもらいたい。 男は女に比べて、空間能力に優れ、言語能力に劣る。 男は同時に一つのことしかできないが、女はしゃべりながらいろいろとこなす。 などなど、男・女はそれぞれ得意・不得意がある。 それは、100万年かけて環境に適応した進化の結果であり、変えようがない。つ まり、男は狩猟をして食料を得て、女は妊娠して養育し家事をするように、仕事 をこれまでわけてきた。 これは差別ではなく、区別である。 ただし、一般的に男・女はそういった傾向があるが、個人差があるので全てでな い。空間認識能力に長けた女もいれば、言語能力に長けた男もいる。通常男が持 つ脳を男脳、女が持つ脳を女脳とすれば、それぞれ男脳、女脳をもっているとか んがえることができる。 異性の特性を理解して、相手が自分と同じことができないとなじるより、両性が 協力してことに対処した方が開けるというものだ。